NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は前回のブログにも掲載された武雄青陵中の対応について記載している、12月10日午後8時50分のブログを紹介する。
武雄青陵中の方針転換について
昨日のブログは、予想以上に議論が起きました。もちろん、私の見解に対しては賛否両論。
私のFacebookには、現時点で163のコメントが。7割賛成、3割反対って感じです。まず、主な否定的なご意見は、以下のとおり。
武雄星陵中の生徒、保護者から話を受けてこの記事を挙げるのではなく、もう少し内容を星陵側と検討してからでも良かったのではないでしょうか。星陵中の生徒指導部の方も考えあっての事だと思います。それだけ、市長の発言する言葉には市長が思う以上の影響力があるのですから。
樋渡さんらしくないかなと思いました。なんだかすいません。ネットにアップすると、クレームの電話や問い合わせが学校に殺到し学校の業務がストップする可能性もあるかなと思います。たしかに樋渡さんのおっしゃる通りですが、学校も悪気があって図書館を目のかたきにはしていないと思いますが・・・一度問い合わせをして真意を聞いてみたらどうかと思いますが・・・ずれたコメントだったらすいません。
自分の良いような解釈を述べる。それをこれだけ公になりイエスマンしか発言できないような雰囲気にしているFBにアップする。教育委員会、名指しされた学校はFBを持ち得ていないので反論すら出来ない。公平とは思えないです。樋渡市長、病院移転時から超微力ながら応援してきましたが、天狗になり過ぎていませんか?この意見はちょっと再考しましょう。名指しはいけません。
このような一方的な発言で、武雄青陵中が批判されていることが大変不愉快です。
賛成意見としては、
いまどき、そんな発想をする人がいるなんて信じられないです。しかもそれが学校が!だなんて...。武雄市の図書館は自分の故郷の誇りに思っていいくらいの施設のはず。どうしてそんなくだらないことに焦点をあてる締め付けの教育になるのでしょうか?自分たちの自信や誇りに思えることをどんどん見つけてあげて提示してあげて可能性を示してあげるのが本来の教育の場としての役割のはず。
びっくりな事態ですね。教育の越権もさることながら、子供たちの自律、将来の子育て環境を踏まえて頂きたいと考えます。こんな図書館だったら、私も大いに勉強していたと子供時代を残念に思います。
商業を下に見る人達の価値観を問うて頂きたいです。
などなど。ご意見をくださった方々には心から感謝申し上げます。
武雄青陵中が、今までの方針を一部転換し、学校長名で保護者あてペーパーを出されたようです。ペーパーの文言にピンとこないところはあったものの、この迅速な方針転換については、歓迎したいと思います。詳細は、明日の武雄市議会一般質問でまた聞かれれば、私の見解を改めてしっかり申し上げますし、また、今回もかなり取材を受けたので、報道(ネットを含む)されると思います。そちらをお待ちください。早速、西日本新聞(経済)には掲載されました。
今日の夕方、わざわざ、市議会議長と私のところに、県の副教育長と校長がお見えになり、方針転換のご説明があった後に、意見交換をしました。
僕は今でも、基本的には、この問題を議論の場に出して良かったと思っています。特定の先生や生徒の名指しもしていませんし、青陵中の全否定もしていません。吊し上げにもなっていないと思います。少なからず、私の言動にも批判がありますからね。
私は政治家なので主義主張はありとあらゆる場で行っていきます。一方で、それを密室ではなく、オープンなブログ、フェイスブック、市議会等で行います。そのことに対する一切合切の責任は私がとります。ちなみに、天狗にはなれません(笑)。そう見えるのは自由ですが、こんなに叩かれて有頂天になる人はいないと思います。
話がそれました。万機公論に決すべし。改めてそう思いました。
樋渡氏のブログはコチラ。
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